豊中市の閑静な住宅地にある2階建ての専用住宅。当初からの要望であった「真っ白なお城のような家」をコンセプトに、設計から仕上げ材料・機器の選定と建物完成までクライアントとの対話を楽しみながら、じっくり時間をかけて創りました。
1階は敷地の東側街路にある大きな桜の樹と、さらにその向こう側に広がる公園の緑を大開口のリビングダイニングに取りこみセカンドリビングである中庭とも一体になった開放的な空間になっています。
一方2階は外壁の開口部をコントロールしながら、トップライトによる柔らかな自然採光の回廊式の廊下のまわりにプライベートな諸室を配置しました。
ロートアイアンの門扉や中庭、ヨーロッパのファッションブランドの壁紙、森をイメージしたサンルーム、隠れ家的な和室など「お城」の要素をふんだんに取り入れて、毎日の生活が楽しくなるオンリーワンの住宅に仕上がったと思います。